特定非営利活動法人まつさく
私たちマツサクぐる~ぷは、1983年10月に障害者の社会参加の拠点「障害者の自立・労働・仕事を考え・行動する場」づくりをめざして、平屋の市営住宅の一角のプレハブから スタートました。
当時、障害を持つ私(まつばさくじ)を含めた仲間たちは、地域の高校や、地域での自立、労働現場、強いて言えば「社会」から排除されている事が当たり前でした。
それからもう25年以上…、社会的なハンディをもつ者にとっては、まだまだ、社会参加して行く場がありません。また、周りの理解を深めて行くことも並大抵のことではありません。
それらの現実に立ち向かい、ありとあらゆる手段を駆使し、障害の有無にかかわらず仲間たちとともに、社会の仕組みの矛盾との闘いに日夜奮闘して来ました。
1983年10月から今日迄のマツサクは、ミカンの販売に始まり、現在は大阪市平野区加美北8丁目に拠点を構え、大阪市小規模作業所として「マツサク」、「ともに」、「受苦人」(受苦人は2011年4月~(特活)まつさく運営)と作業所(事業)を展開してきています。
さらに1994年より、毎年5月の最終日曜日に、障害の有無に関わらず、障害者と健常者が共に走り、街だけではなく、こころのバリア(障壁)をなくせる社会をめざして、参加者1万人規模にもなる世界でも類のない「共生・共走リレーマラソン」の企画運営も行っています。
社会的にもノーマライゼーションという言葉が行き交うようになり、ともに生きる社会の実現への道程も少しずつ進んでいます。多くの人の関わり、支援の中で私たちの今日があります。
どうかご理解とご支援のほど、よろしくお願い致します。